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参議院選挙の選択基準 [政治]

民主党政権になって初めての選挙になるが、今回は参議院なので直接の政権選択にはならない。しかし、もちろん今までのところでの民主党政治の評価を与えるものになることには間違いが無い。どんな評価を示せばいいのだろうか。

大きな流れとして、長い間の自民党政治を終わらせたのは大きな事だ。自民党という政党が50年も政権を独占したことにより、政治家・官僚・財界が一体となった支配体制が出来てしまった。国会での議論ではなく、すべてが裏の取引で決るという異常な状態が続けは当然、経済も、文化も停滞する。

今回の政権交代は、国民がこういった政権独占にはっきりとノーを言い渡したことで、確かに画期的なことである。だから参議院選挙では、前の自民党政権の方が良かったというメッセージを出す国民、はまずいないだろう。自民党自身がそのような主張ができないくらいだ。自民党は政党としての機能をまったく失ってしまっており、野党となったら何も政策議論が出来ないという醜態を見せている。

それでは、今度の参議院選挙で国民が示すべきメッセージは何かと言えば、ぶれまくる民主党政権に、国民が望むぶれの方向を示すことである。この間、ぶれた内容は多岐にわたる。沖縄に米軍基地を置き続けるのか。消費税を増額してさらに消費を抑制するのか。後期高齢者の医療制度を姥捨て山としてしまうのか。非正規雇用を野放しにしたままにするのか。イラク戦争で膨れ上がった軍事費を放置するのか。

こういったことに国民ははっきりと国民が望む方向を示すべきだ。これは、議席のカウントではない。議席のカウントから言えば今回の選挙で大きな変化はおきない。国民の望む政策の方向にある政党が得票を増やせばよい。そのことによって、国民は政権に対して方向を示すことができる。

当面、消費税の増税にはっきりと反対の政党。沖縄の基地にはっきりと反対の政党の得票を伸ばしたい。

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