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2010参議院選挙の示すもの [政治]

参議院選挙は民主党が後退し、自民党が伸びた。中身をもう少し見てみると、比例区ではやはり民主党で、自民党は一人区で圧倒的な強みを見せたと言う事だ。一人区というのは地元に根付いた選挙地盤というものがいかに物を言うかを見せ付けられた気がする。長い間に根づいた利権の連鎖を前の衆議院選挙では民主党ブームが上回っただけだ。民主党が、基地も、非正規雇用も解決を放棄し、庶民の期待を裏切ったことでブームが去った。小沢離れでかろうじて盛り返したが、消費税の増税に言及するといったことでブームをすっかり消してしまったということだ。

しかし、民意が自民党に回帰したというわけではないことは明らかだ。比例区の得票がそれをしめしている。まだまだ日本の闇は続くが、管総理が敗因が消費税であることを認めたことは大きい。少しづつでも民衆のの立場に立たないと票が取れないということが認識されていけば、世の中は変わるだろう。今回、私は国外にいて投票することが出来なかった。アメリカの様子を見れば、大統領は失業率に一喜一憂するし、金持ち増税が議題となり、景気回復のためには福祉が一番だといった議論が堂々と語られている。何が票になるかの認識がはるかに進んでいるといわざるを得ない。
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