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アメリカの年金って [政治]

アメリカの年金はどうだろうというと、普通のサラリーマンの年金は日本よりもかなり恵まれている。定年と言う制度はないから何才でも働くことは出来、年金の上限がないので、働いておれば平均余命との関係でどんどん年金額は増えていく。年金が現在の給料に近づいたら、もう給料のために働くという意味はなくなるから大抵65歳位で年金生活に入る。中には70を超えてまだ働いている人もいるが、こういう人は給料を貰うよりも年金をもらったほうが額が多いのだから、お金を払って働いているのと同じだ。若くしてリタイアする人は、もう十分かせいだということで、いずれも年金生活者というのは満ち足りた人たちである。年金生活になると現役時代から比べるとかなりつましい暮らしを強いられる日本とは大分ちがう。IRA口座という個人年金も盛んだ。これに貯金すればその分所得税が引かれる。引き出すときには課税されるから、退職後に受け取る後払いの給料ということになる。

大会社や公務員ではない自営とか農業の人はどうなるかと言うと。金があればIRAで問題がないが、金がないと格差社会なのでこれはなかなか厳しい。日本の国民年金に掃討するsocial security benefit と言うのもある。social security tax と言って税金として徴収するから日本よりも加入率が上がりそうなものだが、払っていない人が多い。こういう人たちは結局生活保護と言うことになる。格差社会を作れば、結局、社会保障費の増加と言うことで納税者の負担は増えて行くことになる。生活保護を締め付ければ今度は犯罪率が増えてこれまた財政を圧迫する。アメリカではとうとう刑務所人口が百万人を越えてしまった。日本は今のところ確実にアメリカの後追いをしている。
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