SSブログ

腕時計の電池交換をやってみた [雑学]

時計の電池

バッテリーがなくなると動かなくなるというのが最近の時計だから、電池の入れ替え位はやらなくてはならない。携帯電話やノートPCが普及した時代は時計に機能を要求しない。時計とはファッションでしかない。しかし、僕の時計はカレンダーから電話番号帳、世界時計、目覚まし、果てはカリキュレータまでついている機能満載のもので、今時持っている人もいない遺物だとは思っている。

ファッションに縁のない僕は機能のついている時計でなければ持っている意味がない。新しいのが手に入らないのだから仕方ない。これまでにも何度も修理はしている。こういったデジタル時計はプラスティック製でベルトが真っ先に壊れる。もう、3回くらい取り替えた。いつも矛盾を感じるのは安物の時計の方がベルトよりも安いことだ。時計を買ってきてベルトを外して使ったこともある。

それでもバッテリーは意外に長持ちして今に至っている。ネットで調べるとDSC63型の電池はCR2016とあったのでこれに頼ることにした。僕のはDSC62型だ。電池を400円で買ってきて、時計の裏フタを開ける。時計ドライバーでネジをはずすタイプだから取り扱いやすい。

用意周到にお皿を持ってきてその上で分解する。ネジをポトリと落とすことは当然あり得るから準備が肝要だ。必要そうな道具もそばにそろえておく。以前、道具を取りに立ち上がった拍子に分解中のものをひっくり返したことがある。

フタの中にはプラスティックのスペーサがあるからこれも外す。電池がバンドで押さえて入れてあるのがわかった。ありゃ、62型の電池は63型とは違っている。16mmくらいだからCR1616だ。仕方なく、一時中断して新たに電池を買ってきた。

こうしたハプニングや必ず遭遇する謎解きが楽しい。さて、電池を止めているベルトをどうはずすか?虫眼鏡などで観察し、左側が引っ掛けで右側は固定とわかった。ペーパーナイフを入れてこじってみる。ピンとはじけて帯がとけた。

あとは簡単で、電池を入れ替えて、もとのように組み立てればいい。しかし、問題が生じた。電池を入れても文字盤には何も現われないのだ。何をやってしまったのかと考えてみたが思いあたらない。電池の入れ方が問題なのかと何回か入れなおしてみたが関係がなさそうだ。

ふと見るとACと書いた小さな穴が空いている。all clearならこいつだな。針金を穴に突っ込んでショートさせて見た。ピッと小さな音がして文字盤に数字が現われた。

1985年1月1日。と言うことは、なんとこの時計は25年も前の型式なのだ。電池の入れ替え無事終了。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

アメリカの料理諸悪の根源は何か ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。