大阪都構想と二重行政 [政治]
橋下市長の大阪都構想というのが話題になっている。府と市の二重行政の弊害で、なかなか大阪活性化の政策が実現できないというのだ。どんな政策かと思ったら、関空から梅田への直通地下鉄とか湾岸の高速道路とかの建設が並んでいる。こんな古い手法で大阪が活性化するとは思えないが、できない理由が二重行政のためだというのが、一般人には、さらに理解できない。
大阪市が、これらの政策に反対しているわけではない。道路や路線のルートも同じことのようだ。いったいどこで意見が別れて二重行政の弊害が出てくるかと言えば、どうも最終段階であるはずの「どの会社に発注するか」で分かれるらしい。
物事の順序は逆で、まず、どの会社が工事を引き受けるかが決まらないと、細かい仕様や予算見積もりが出来ない。きめ細かな予算案を作らないとなかなか国の補助金の折衝もまとまらない。そのため、接待宴会を繰り返して、おおまかな構想の段階で、発注先の合意をまとめていく。これがプロジェクトを始動するには不可欠なプロセスなのだそうだ。
もちろん、合意の決め手は接待だけではない。選挙資金やパーティー券の購入など様々なコネの太さが総合的に作用する。ところが、これが府と市に別れていては、選挙の次期も変わるし話が全くややこしいことになる。発注先の合意を取るのが大変で中々進まない.。したがってプロジェクトが実現しないというわけだ。
なんとも、まあ、馬鹿馬鹿しい話ではある。
大阪市が、これらの政策に反対しているわけではない。道路や路線のルートも同じことのようだ。いったいどこで意見が別れて二重行政の弊害が出てくるかと言えば、どうも最終段階であるはずの「どの会社に発注するか」で分かれるらしい。
物事の順序は逆で、まず、どの会社が工事を引き受けるかが決まらないと、細かい仕様や予算見積もりが出来ない。きめ細かな予算案を作らないとなかなか国の補助金の折衝もまとまらない。そのため、接待宴会を繰り返して、おおまかな構想の段階で、発注先の合意をまとめていく。これがプロジェクトを始動するには不可欠なプロセスなのだそうだ。
もちろん、合意の決め手は接待だけではない。選挙資金やパーティー券の購入など様々なコネの太さが総合的に作用する。ところが、これが府と市に別れていては、選挙の次期も変わるし話が全くややこしいことになる。発注先の合意を取るのが大変で中々進まない.。したがってプロジェクトが実現しないというわけだ。
なんとも、まあ、馬鹿馬鹿しい話ではある。
2012-02-28 23:09
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