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原発官僚が都知事候補 [原発]

福島原発事故から5年。事故の恐怖感がある程度風化してきている。原発事故のあと、あれだけ騒がれた電力不足が、一言も語られない。原発は再稼働しなくとも電力は足りている。

にもかかわらず、電力会社は、再稼働にむけて、着々と準備を進めており、とがめられている様子がない。そして今、こともあろうに、自民党は極めつけの原発官僚を都知事にしようとしているのだ。

東京都民の意見を聞けば、原発推進は多数ではありえない。都知事候補となる直前まで東電の取締役を務めていた人物を引っ張り出す感覚がおかしい。都知事を利権配分の権力とだけしか考えず、都民の意見を聞くとか、都民のために尽くすといった考え方が微塵もない証拠だ。

今ここで、原発推進派の知事を選べば、原発は完全に復活する。日本列島は原発で埋め尽くされてしまうだろう。過疎の地方は札束で顔を引っぱたかれて屈服する。電力料金さえ上げれば、金はいくらでも手に入る。原発地獄の再現だ。

しかし、都民はこの問題に反応していない。東京都民はアホの集まりと言われる所以だ。

これまでも、石原を選び、猪瀬を選び、はたまた舛添を選んできたのは、都民だ。今回も、自民・公明の組織力で原発官僚を都民に押し付けられると踏んでいるのだろう。有り余る財政力があるのに、都民への行政サービスはケチ付き、利権による無駄遣いばかりを行う知事を容認してきたのも都民だ。馬鹿にされてニタニタ笑っているのだからあきれる。

正直、自分が都民でなくて良かったと思う。
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