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独立行政法人 天皇家 [政治]

一時問題になった女帝論争も最近は下火になっている。次期の天皇は活宮徳仁さまに決まっているのだが、その次の皇位継承権はとなると素行が悪くて評判の良くなかった秋篠宮文仁さまよりも敬宮愛子さまという世論が多かったようだ。その後秋篠宮家に悠仁さまが生まれ、不登校で評判を落とした敬宮愛子さまよりも人気で、女帝論争は沙汰止みとなった。皇室典範によれば平成天皇の孫である悠仁さまが秋篠宮文仁さまを飛び越して即位することになるからだ。

しかし、これは明仁さまが天皇である限りのことで、あと10数年で活宮徳仁さまが天皇になった時点で順位が入れ替わる。悠仁さまはもはや天皇の孫ではなく甥と言うことになるから順位は低く、父親の秋篠宮文仁さまの方が順位は高い。一方、愛子さまは年も25歳で男の子を産んでいる可能性がある。これは天皇の孫に当たる。正式に結婚しておれば皇統から離脱するが、十数年後の風潮に従って未婚であれば皇長孫に間違いはない。自分の子を天皇にするため、あえて未婚の母になるというウラ技もありえる。

もちろん秋篠宮文仁さまからはクレームがつく。「皇統に属する男系の男子」ではなく「皇統に属する女系の男子」だと言えないこともない。秋篠宮文仁さまが先に亡くなっておればさらにややこしい。国民統合の象徴としては、僅かな順位のちがいよりも、人気を優先したくなる。

皇位の継承とは別に財産相続の問題も出てくる。天皇は何から何まで国費で暮らしているから、「お手元金」の使い道がなく、相当な個人資産があり株なんかも沢山買っている。当然、甥には相続権が無い。

あれやこれやで天皇家の相続問題は実に難しい。国民統合の象徴としては落としどころはやはり良識的な判断だろう。それをどう決めるかにあまり政治的な思惑を持ち込んで欲しくない。いっそのこと天皇制を止めてしまえば良いという意見は当然出てくるが、天皇は憲法に決められた制度だからそう簡単に無くしたりできない。

そこでアイデアとして浮かんでくるのが「独立行政法人・天皇家」である。こういった相続問題は法人内部のこととして処理してもらえば良い。憲法に定められた国事行為を行政機関である内閣の助言のもとに行うわけだから独立行政法人で何等差し支えない。内部の審議会で国民統合の象徴として相応しい人を選んでもらうのがいいだろう。老齢で任務が難しくなれば代理を出すことにも何等問題はない。

その方が天皇家の人々も鬱病になったりせず幸せに暮らせるのではないだろうか。

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