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「3回やっちゃったけど、もう、しません」を信じてもらう方法 [政治]

「3回やっちゃったけど、もう、しません」というセリフを信じて貰えるだろうか?

何のことかと言うと日韓あるいは日朝関係のことだ。天武天皇の朝鮮出兵、秀吉のやった文禄・慶長の役、大日本帝国が行った朝鮮侵略。 事実は確認されていないが神功皇后の三韓出兵まで入れれば4回になるが、少なくとも3回、日本は朝鮮を武力侵略している。

もちろん、キチガイはのぞいて、殆ど全てのの日本人は、4回目の朝鮮侵略をやろうなどと思っていない。しかし、それを信じてもらえるかどうかは別の問題だ。北朝鮮の人たちが、「きっと日本が攻めてくる」と思ったとしても笑うことはできない。食べるものも節約してロケットを飛ばさないことには安心できない気持ちの根源は、過去に3回もやられたという事実に基づいている。

軍備縮小が世界の趨勢で、各国とも軍事費を減らしている中で、日本は来年度予算で、防衛費を増額すると言う。さらに、昔はあまり言わなかった竹島の領有権を強く主張してきているし、中国ともロシアとも領土問題で悶着を起こしている。4回目をやりそうな雰囲気が漂って見える。日本をアブナイ国だと感じている国は多いだろう。

この状態で「3回やっちゃったけど、もう、しません」と言われても、それを信じるのは無理だ。逆に、日本は何とかして信じてもらうしかない。年々増大するアジア市場にすがりつかなければ、日本は食っていけない。いつまでもアジアのアブナイ国だと思われていては困るのだ。経済状態も先行きが見えないし、まさに崖っぷちに来ている。

この際思い切って、竹島も尖閣も放棄してしまおう。「まちがいなく日本の領土ですが、友好のために差し上げます」と太っ腹な所を見せるのである。実はこの2島、経済的には何の価値もないのだ。天然ガスもどうせ日本本土には運べないし。漁業権もまったくたいした金額ではない。

逆に、巡視艇や自衛隊のスクランブルなどにかかる費用が無くなっただけでも、多くの予算が浮いてくるくらいだ。ドイツはルール・ザールの領土問題でフランスに大幅な譲歩をした。アメリカもドイツ領と認めた所の石炭採掘権をフランスに渡した。今日のEUを睨んでの聡明な処置だ。ドイツが日本のように偏狭な領土権を主張していたら、EUは無かっただろうし、フランス・ドイツの確執は続いていただろう。

「3回やっちゃったけど、もう、しません」を信じてもらうには、ドイツに倣って、過去に対する徹底した謝罪を表明し、太っ腹な譲歩をするのが賢い。

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