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徳田毅議員はなぜ辞職すべきなのか [政治]

国土交通・復興政務官だった徳田毅議員のスキャンダルが取りざたされている。政務官は退いたものの議員は辞職せず居座っている。当然議員も辞職すべきだ。

徳田氏は、19歳の女性に酒を飲ませて無理やり性的関係を持った。示談が成立して1000万円を支払っているから、事実関係は間違いない。いろんな言い訳があり、ネット上では、お金を目的とした行為として女性側を非難する意見さえある。そうだとしたら、未成年の買春は犯罪だからもっと罪が大きい。「無理やり」の場合、示談が成立すれば、一応「犯罪」ではなくなる。

犯罪でなければ、議員を辞める必要がないのではない。徳田氏は新婚一年で奥さんを裏切っている。議員の場合、これはプライベートな事とは言えない。議員が選ばれるのには、有権者に選挙公約と言う約束をして、これに対してウソをつかないことを基本にしている。身内に対してさえ、ウソをついていた徳田氏が、赤の他人である我々選挙民に対してウソをつかないはずがない。

徳田氏の行為は、議員としての基本資格が無いことを証明するものであり、即刻辞任がふさわしい。議員も人の子だと言う弁護論は成り立たない。選良などとも呼ばれるように、10万人に一人しか選ばれず、国政をゆだれられている特別な立場なのだ。10万人に一人の存在が、平均以下であってはならないのは当然だろう。

「議員まで辞職する必要はない」などと考える人は、国会議員の責任を考え違いしている。この点では維新の会の橋下氏なども同罪だ。身内にさえウソをつく人間が赤の他人に平気でウソをつくことは自明だ。嘘つきは「選良」にふさわしくない。橋下氏も即刻市長を辞任すべきだ。

居座る徳田議員を辞職させるのは父親としての徳田虎雄氏の責任だということを指摘しておこう。虎雄氏の言葉「政治も経済もホテルや病院の経営と何もかわらん。所詮は経営なんだよ。少々、金が多く動くだけだ。ただそこに泥棒がいるからダメなんだ。親父が政治家だという理由で政治をやっているやつがいる。会社の経営も満足にできないくせに、国の経営に口をだしそれをくいちらしている。けしからん。」がもっとも、ぴったりと当てはまるのが徳田毅氏に他ならないからだ。



----------------追記--------------------
この記事を書いたのは2013年の2月、半年後に徳田議員がまた話題になっている。賠償金を徳州会に肩代わりさせていたし、選挙にも動員する私物化が明らかになった。選挙違反もほぼ確実である。いまさら「なぜ辞職すべきか」もくそもない。こういった品性下劣な人物に投票した人は、深刻に反省してもらいたい。
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