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内閣府職員のボート変死事件の真相(推理) [社会]

内閣府の職員が北九州の沿岸で変死した事件は、様々な憶測を呼んでいる。12月7日からの会議に出るために留学中のアメリカからソウルに入り、すぐに、偽名を使いゴムボートを買った。送り先を釜山のホテルにして受け取り、釜山では、ケーブルや動力電池を購入している。12日ころボート上で死亡したと見られ、18日に北九州沿岸で発見されたが、波が高くて転覆し、20日に海底から遺体が見つかって大騒ぎになった。

政治がからんだ謀略事件かという憶測が巷に飛び交っているが、日本政府は韓国に捜査依頼も出しておらず。事件性はないとの見方をしているらしい。関係者には、うすうすこの事件の真相がわかっている様子だ。当事者はだれも説明しないが、本人の周辺では、動機が理解できるのだ。動機はパスポート事情により、日本にこっそり帰る必要が生じたということだ。

おそらく、白石さんは、恋人に会いたいとか、留学半年のホームシックとか、日本にどうしても帰りたい事情があったのだ。問題はパスポートにある。内閣府の役人が出張するときは、普通の旅券ではなく公用旅券になる。公用旅券には数次旅券と一次旅券があるのだが、よほどの外交官でなければ一次旅券しか発給されない。一回の出張にしか使えず、帰国時点で返納しなければならない。だから、途中で帰国することはできない。途中で帰るとすれば2回の出張にわけなければならないし、パスポートも二通いる。役人としては、私情で出張を二回に分けてくれなどと言えるわけもない。韓国を足場に、こっそり、日本への往復を考えたのだ。

釜山から対馬までは50km。ゴムボートに船外モーターをつければ、2時間とかからない。ゴムボートは大きな浮き袋だから沈むことは絶対にない。少なくとも素人はそう考える。冬で寒いがこれくらいは厚着をして我慢できる。対馬まで行けばあとは国内だから問題はない。国内線の飛行機だって船だって自由に乗れる。ゴムボートで海峡を渡ることを無謀とは言い切れない。時間と気温だけを考えればそう難しいと考えなくても不思議はない。

7日からソウルでの会議に出ると理由をつけて6日に韓国に行き、ボート屋に直行した。身元がバレないように偽名を使ったりして現金でゴムボートを買い込んだ。かなりの高額だから当然残りのウオンを保持している。ソウルで別のホテルに荷物を置いたのは、出張報告でソウルのホテルの領収書がいるからだ。安いホテルなら不在で荷物だけ置くこともよくあるから不思議がられない。本人は釜山に行き、8日に送ってもらったボートを受け取った。船外モーターの動力用バッテリー、防寒着などは釜山で入手した。

防寒着を二重に着込んで出発したのだが、対馬海峡は潮流が激しい。素人が磁石を頼りにすすめば、島を素通りすることも考えられる。対馬を見逃してしまって、北九州を目指す航路になってしまった。しかし、バッテリーの寿命はそう長くない。バッテリーがなくなれば進まない。北九州に到達する前にバッテリーが無くなったとしよう。オールがついているので、それで漕いだかもしれないが、そんなには進めない。夜になれば、寒さも厳しくなる。玄界灘の荒波も厳しく、波はボートの上まで押し寄せる。ボート上で凍死したに違いない。海上を漂って18日に発見された時にはすでに死体となっていた。

このような筋書きを考えれば矛盾はない。公用旅券などというやっかいなものを持たされると方便を考えたくなる。他にも過去にこんな帰国をやった人がいて、内閣府の若手職員の中では口コミで手口が知れ渡っているのかもしれない。ひょっとしたら内閣府幹部も、韓国での、たいして必要性もない会議への出席を認めた時点で、暗黙の了承を与えていたのかもしれない。だから事件性は無いなどと言って韓国に捜査依頼も出さないことになる。時代遅れの公用旅券などという制度のなせる業だ。

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コメント 2

shio

対馬を見逃して、燃料が無くなり、海上で凍死した? 死ぬ可能性の相当高い危険を冒してまで一時帰国をするなんて、精神異常者以外は100%ないでしょう。 そんなことをするくらいだったら、さっさと公務員辞職をして大手を振って帰国する方が余程合理的だよ。それから、公用旅券制度のせいだなんてお門違いのことをいうとは、ヒトをバカにするにも程がある。国費留学生は原則学業を修了するまで外国に出ることができなくするのは当たり前でしょ。昔からそうやって学業に集中してきたんだから、、、。

兎に角、子供だましの話もいい加減にしてよね。・・というか、こんな推測・シナリオを広めようとするとは、どうも、、、目をを逸らさせる意図を感じるよ。
by shio (2014-02-08 21:46) 

kodomo

コメントありがとうございます。なぜ、危険が少ないと思ったかは、本文に書いたとおりです。素人考えとしてはおかしくありません。国費留学生や国立大学の先生、は公用旅券ではありません。以前は、国立研究所の研究者は公用旅券だったので、よく不便を嘆いておりました。
by kodomo (2015-09-19 19:15) 

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