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残業代を払わない維新の国会議員----足立康史 [政治]

「おれが24時間365日働いているのに、秘書が残業手当をよこせなんて、ふざけるな」と、国会でがなりたてた議員がいる。維新の足立康史衆院議員だ。現在の労働法では、もちろん残業代を払わないのは違法だ。だから、労働法を変えろといきまいた。

自分の意思で、勝手にやるのは自由だが、人を雇って、自分の仕事をさせる場合には、当然、それに見合った金を払わねばならない。雇われる方は、自分の好きに使う時間を、雇用主のために提供しているのである。ふざけるな、とは足立議員に振り向けるべき言葉だ。

足立議員の主張は、秘書は自分と同じ政治理念にもとづいて活動する同志だから、残業代とか言わずに働くべきだというものだ。だったら、自分と同じだけの収入を保証してやれよと言いたい。いくら残業代を払ったところで、年収3000万円の国会議員には、はるかに及ばない。

金をケチっておいて、同志もあったものではない。こういった身勝手な理屈を振り回すと言うことに驚く。足立議員は他人の立場に立ってものを考えることが出来ない人なのだ。

「24時間働くのがいやなら、秘書を辞めればよい」と言うが、人には養うべき家族もいて、再就職もそう簡単ではない。自分は強く、自分に出来ることは他人も出来るべきだと考える。維新にはこのタイプの人が多いようだ。橋下もこの類だ。要するに人の痛みというものが理解できない。

足立議員は、京大を出て、官僚になり2年で係長、4年で課長補佐という経歴を持っている。何でも、自分の思い通りになって当たり前が染み付いているのだ。大阪都構想についても、論陣を張っているようだが、平気で勝手な部分引用をして恥じない。自分に都合の良いことが、「正しい」ことになってしまう性格だ。

こんな人物が国会議員をしていること自体が危険だ。戦地で死ぬ兵士のことなど考えずに、戦争を煽るのはこういった人物だからだ。

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